日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会(Web Advertising Bureau)による「第5回Webグランプリ」が今年も開催され、コンセントが参加した日本財団様の公式サイトが企業グランプリ部門において、優れたWebアクセシビリティ対応をしているサイトに贈られる「浅川賞」グランプリを受賞、またディレクターの原田香澄と足立邦登が「審査委員特別貢献賞」を受賞しました。

2017年12月7日(木)に八芳園にて開催された、第5回Webグランプリ贈賞式にて。日本財団様とコンセントのプロジェクトチーム。
「Webグランプリ」は「Web 関係者の、Web 関係者による、Web 関係者のための賞」として、優れた功績を残した企業および人物を顕彰し、その労と成果を讃えることを趣旨として2013年にスタートしたアワードで、今年で5回目を迎えました。企業と人それぞれをフォーカスした2部門「企業グランプリ部門」「Web人部門」から成ります。
「浅川賞」は企業グランプリ部門の1つとして、IBMフェロー浅川智恵子氏にちなみ、Webアクセシビリティの重要性の広い認知を目指し2010年に創設された賞です。企業サイトのアクセシビリティ対応が進みつつあることを受け、2017年度から音声ユーザビリティに着目した審査に重点が置かれることになり、音声アクセスのプロフェッショナルである視覚障害者と、Webアクセシビリティの専門家による合議にて審査が行われます。

コンセントは、日本財団様からの依頼を受け、公式サイト全体のWebアクセシビリティ対応プロジェクトを支援。日本工業規格「JIS X 8341-3:2016 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」に基づき、Webアクセシビリティの対応を行い、2016年8月にサイト全体(例外を除く)のレベルAAへの準拠を実現し、現在も運用を続けています。
今回の「浅川賞」グランプリ受賞はこうした取り組みが認められたもので、特に、公的機関でもまだ事例の少ないPDFや動画の一部のアクセシビリティ確保と向上への取り組みが、受賞の理由として紹介されました。
またWebグランプリの企業グランプリ部門のうち、企業BtoBサイト賞、企業BtoCサイト賞、プロモーションサイト賞、ソーシャルサイト賞は、各参加企業同士が互いに審査し合い受賞企業を決定する「相互審査方式」が取り入れられ、参加企業にフィードバックされる審査コメントは、今後の企業サイトの向上につながる重要なプロの声として扱われています。
「審査委員特別貢献賞」は、相互審査の過程で真摯に審査を行い、有益なコメントをした審査委員に送られるもので、今年度は6名が受賞。コンセントの原田と足立はその6名に選出されました。


コンセントは今後も、人や企業、社会にとってよりよい体験価値を提案できるよう、Webサイト等を通した企業のコミュニケーション活動を、ともにデザインしてまいります。