開催日:2019.3.7(木)終了しました
ビズジェネ・ワークショップ「サービスデザインの現場から~カスタマージャーニーマップの役割とそのつくり方~」に赤羽太郎、内山啓文、川原田大地が登壇

2015年に初開催して以来、好評を受け実施し続けているビズジェネ・ワークショップ「サービスデザインの現場から~カスタマージャーニーマップの役割とそのつくり方~」。2019年3月7日にも開催が決定しました。コンセントのサービスデザイン事業部の赤羽太郎、内山啓文、川原田大地の3名が登壇します。
カスタマージャーニーマップで、製品・サービスに顧客視点を導入する
ビジネスにおけるデザイン思考の活用や、新しい製品やサービスを考えるうえでの顧客視点とビジネス視点の双方からの価値創出は、共にその重要性が世の中で語られて久しいです。しかし、実際に自社の製品やサービスを考える際に、どのように顧客視点を取り入れたらいいのか、最初の一歩にとまどうことも多いのではないでしょうか。
そうした中で、顧客の体験を可視化し、企業がビジネス視点だけではなく顧客視点からも課題を発見して施策を検討するための手法のひとつに、「カスタマージャーニーマップ」があります。この手法は、顧客体験を基点として事業全体を再構築する「サービスデザイン」において、現状分析やプランニングのためによく用いられています。
本講座では、まずサービスデザインの概要から、その中でカスタマージャーニーの果たす役割、どのような観点で作成するとより良い結果に繋がるかといった、レクチャーを行います。その上で、実際にカスタマージャーニーマップを描き、サービスを設計するワークを行うことで、カスタマージャーニーマップについての実践的な理解を目指します。
新規事業開発や製品開発のプロジェクトにおいて、サービスデザインを多数実践するなかで、クライアントの課題や目的に合わせてさまざまなカスタマージャーニーマップを作成してきた経験をもとに、顧客視点を取り入れることの重要性や、ビジネスの現場での実践方法をご紹介しながら、カスタマージャーニーマップの作成方法から活用方法まで解説いたします。
本講座で身につくこと
- サービスデザインについての基礎的な理解
- カスタマージャーニーマップについての基礎的な理解
- カスタマージャーニーマップの作成方法と活用方法
- 顧客視点とビジネス視点双方からサービス設計を行う体験
- チームで合意形成を行いながらプロジェクトを進める体験
本講座の受講対象者
- サービスデザインについて、より理解を深めたい方
- カスタマージャーニーマップについて、より理解を深めたい方
- 新規事業開発や商品企画などをお仕事にされている方
- ビジネスにおいて、顧客視点を導入したいと考えている方
- 組織内で人間中心設計のマインドを浸透させたいと考えている方
※カスタマージャーニーマップを作成した経験がない方への入門講座として特におすすめします。
「サービスデザイン」についての理解を深めたい方へ
本講座の講師を務める赤羽/内山/川原田が所属する、コンセントのサービスデザインを専門とするチーム、 Service Design Div. では、プロジェクトの事例や、イベント・勉強会などの取り組み、サービスデザインに関するトピックなどの情報を発信する 『Service Design Park』というメディアを運営しています。ぜひお気軽にご覧いただき、多方面からサービスデザインやカスタマージャーニーマップについて考察する場としてご活用ください。
※2019年1月24日追記:スピーカー情報を修正しました
[ 開催概要 ]
セミナー名 | サービスデザインの現場から~カスタマージャーニーマップの役割とそのつくり方~ |
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日時 | 2019年3月7日(木) 10:00~18:00(受付開始は9:30) |
会場 | (東京都東京都新宿区舟町5) |
参加費 | 54,000円(税抜価格50,000円) |
主催 | 株式会社翔泳社「Biz/Zine(ビズジン)」編集部 |
タイムテーブル等の詳細情報、 お申し込み |
※お申し込みの前に、ビズジェネ・ワークショップページに記載の留意事項をご確認お願いいたします。 |
にてご確認ください。
スピーカープロフィール
赤羽 太郎(Taro Akabane)
株式会社コンセント サービスデザイナー

国際基督教大学教養学部人文科学科卒。顧客視点での新規サービス事業開発や体験デザイン、またそれを生み出す組織やプロセスを作るコンサルティングに従事。Service Design Div.の大規模プロジェクトにおいて多数リードを務めている。UX/SD 関連セミナー登壇や国内外での
の活動のほか、UX Tokyo の Rosenfeld Media の UX 関連書籍の翻訳チームにも参加。飛び込み営業が社会人としての原体験であるため、泥臭いプロセスもわりと得意である。 認定人間中心設計専門家。内山 啓文(Hirofumi Uchiyama)
株式会社コンセント ディレクター

産業機械メーカーで、設計/技術アドバイザー/生産現場「カイゼン」に従事しながら、産業技術大学院大学にてデザインとエンジニアリングを学ぶ。研究で介護業界の課題解決にHCDプロセスを適用してPJを実践。その本質的な考え方に共感し、コンセントへ転身。事業会社の経験を活かし、顧客と事業者双方の視点を行き来し、事業/サービス開発の支援を行う。
川原田 大地(Daichi Kawaharada)
株式会社コンセント サービスデザイナー

大手ユニットハウスメーカーでの新製品設計開発、デザイン事務所でのデザインコンサルティング経験を活かし、2014年より株式会社コンセントでサービスデザイナーとして従事。クライアントワークとして新規事業開発や調査業務、サービスコンセプト開発など多様なプロジェクトを手掛け、アイデア創発を目的としたワークショップのファシリテーターも務める。
<執筆記事>
「UXを企業戦略に取り入れる意味とは」