セミナー・イベント

開催日:2019.5.27(月)終了しました

「デザイン×デジタルで変える医療・福祉〜Service Design Seminar vol.35」を開催

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2019年5月27日に、35回目となるService Design Seminar「デザイン×デジタルで変える医療・福祉」をamuにて開催します。

※2019年5月15日追記:2019年4月23日に開催された『Service Design Impact Report: Health Sector 日本語版』発行記念イベントへの本セミナースピーカーによる登壇を受け、共創的なワークを追加したプログラムに更新いたしました。

日本の医療・福祉制度は、人口高齢化に伴い既存制度を見直し、持続可能なしくみを考えなければならない時期を迎えています。一方で医療・福祉の患者によりそった体験の実現やデジタル技術を活用したサービス提供者側の業務効率化への関心も高まりを見せており、生活者の意識や状況に対して深く理解をし、新しい体験を構想する必要性が高まっています。

ただ、現実的には医療・福祉の現場での体験をあるべき姿にするには、制度と現場の方針が合致する必要があり、そのためには双方のコミュニケーションが取られなくてはなりません。

そのために、海外においては、「サービスデザイン」という、サービスの関係者全体の体験や関係性を俯瞰し、持続可能なサービスの構築を目指すアプローチが成果を挙げています。行政、医療機関、経営者、医療従事者、患者やその家族が関係しあう複雑なこの分野においては、サービスデザインが志向する包括的な視点でのサービス構築の視点が有効です。

本セミナーでは、国際的にサービスデザインの普及啓蒙を行っているService Design Networkが発行する『Service Design Impact Report: Health Sector』に収められた事例を中心に、医療・福祉分野におけるデザインとデジタルの活用事例をご紹介します。
つぎに、日本での医療分野へのデザインアプローチ適用の可能性について、ご来場いただいたみなさまの課題をもとに探索するミニワークショップを実施します。

【こんな方におすすめ】

  • 医療、福祉の仕事に従事されている方
  • 医療・福祉業界関連の商品開発企業の方
  • 医療制度設計や政策立案に関わる官公庁、自治体関係者の方
  • デザインと医療の関係に興味のある方

【本セミナーで得られること】

  1. 1.サービスデザインケーススタディのクイックな理解:
    サービスデザインのケーススタディ集『Service Design Impact Report: Health Sector』をデザインアプローチとデジタル活用の2つの視点で解説します
  2. 2.ミニワークでのディスカッション体験:
    サービスデザイナー、ゲストで構成したチームで課題をもちよりデザインアプローチの適用をワーク形式でディスカッションします
  3. 3.ミニワーク成果資料:
    ディスカッションワークの内容をまとめた資料を後日ご参加のみなさまへ共有いたします

※本イベントでのプレゼンテーションおよび検討結果は、Service Design Network 日本支部が運営するSlackチャンネル等その他メディアを通して、一般へも公開いたします。あらかじめご了承ください。

※本セミナーは2018年9月28日(金)、10月25日(木)に開催のセミナー「サービスデザイン・フォー・ライフ ヘルスケア分野におけるデザイン活用の可能性」と同シリーズであり、一部内容が重複する可能性があります。

[ 開催概要 ]

セミナータイトル デザイン×デジタルで変える医療・福祉〜Service Design Seminar vol.35
日時 2019年5月27日(月)17:00〜20:30(16:30開場)
会場 amu(東京都渋谷区恵比寿西1-17-2)
※CONCENT Service Design Div. オフィス内 (http://www.a-m-u.jp/access/
定員 30名
参加費 3,000円(税込)
主催 株式会社コンセント
詳細・お申し込み セミナーページ(Peatix)よりお願いします。
本セミナーに関する
お問い合わせ先
株式会社コンセント サービスデザインセミナー事務局(service-design@concentinc.jp)までお願いいたします。

[ プログラム(予定) ]

16:30
開場
17:00〜18:30
講演 第1部 「なぜいま医療・福祉分野にサービスデザインが必要なのか」
小山田那由他(株式会社コンセント サービスデザイナー/アートディレクター)
第2部 「デザイン×デジタルの実践ケーススタディ」
赤羽太郎(株式会社コンセント サービスデザイナー)
18:00〜19:30
ミニワークショップ 「Design×Healthcare Opportunity Map」
医療・福祉分野におけるデザイン×デジタル活用の可能性を、ご来場いただいたみなさまとともに探索するワークショップです
冒頭話題提供:波多野裕斗氏(医療と人の生活をつなぐデザインチーム Colonb’s代表)
19:30〜20:30
懇親会 ※予定につき、タイトル等変更となる場合があります
※5月15日更新しました

スピーカープロフィール

赤羽 太郎(Taro Akabane)

株式会社コンセント サービスデザイナー

赤羽 太郎

顧客視点での新規サービス事業開発や体験デザイン、またそれを生み出す組織やプロセスをつくるコンサルティングに従事。コンセントサービスデザインチームの大規模プロジェクトにおいて多数リードを務めている。UX/SD関連セミナー登壇や国内外でのService Design Networkの活動のほか、UX TokyoのRosenfeld MediaのUX関連書籍の翻訳チームにも参加。HCD-Net 認定人間中心設計専門家。

小山田 那由他(Nayuta Oyamada)

株式会社コンセント サービスデザイナー/アートディレクター

小山田 那由他のプロフィール写真

HCD-Net認定 人間中心設計専門家。東京造形大学視覚伝達専攻卒。 デザイナーとしての経歴を生かし、デザイン思考、HCD(Human Centered Design)をベースに、サービスデザイナーとして企業の事業開発、新商品開発の支援を行う。 公共分野でのサービスデザインアプローチを研究・実践するコンセント「PUB.LAB.」を主宰。HCD-Net 社会基盤SIG副主査。ソーシャルクリエイティブ・イニシアチブ発起人。

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