開催日:2020.5.22(金)終了しました
視覚障害者で話すオンライン座談会「みんな、リモートワークってどうよ!」を開催

2020年5月22日に、視覚障害者で話す座談会「みんな、リモートワークってどうよ!〜環境の多様化からみえてきた、働き方の可能性~」をオンラインで開催します。
これまでは当たり前のようにオフィスで仕事をしていた人たちがリモート勤務をすることになり、様々な仕事をオフィス以外の場所で行う機会が増えてきました。もちろん、この影響は働く視覚障害者にも及んでいます。
このイベントは、様々な立場で仕事をしている視覚障害者が、それぞれの環境で仕事をする中で、これまでどのようなアクセシビリティ上の問題を感じてきたのか、リモートワークを始めてからどのような変化があったのか、そして、緊急事態宣言が解除された後の働き方についてどうしていきたいのか、脱線OKで話をしてみよう!という会です。
話の中で出てくる気づかなかったことやよりよいアイデアなどをみなさんと共有しながら、アクセシブルな職場環境について考えていければと思います。
【こんな方におすすめ】
- オンラインミーティングで自分の言いたいことが伝わらない
- 不慣れなツールを使うことになって大変
- 非対面のコミュニケーションにやりにくさを感じる
※当日はUDトークによる字幕の提供を予定しています。
※記録のためにイベントの録画を行いますが、イベント終了後の公開は予定しておりません。
[ 開催概要 ]
イベント名称 | 視覚障害者で話す「みんな、リモートワークってどうよ!」 〜環境の多様化からみえてきた、働き方の可能性~ |
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日時 | 2020年5月22日(金)20:00〜22:00 |
会場 | オンライン |
定員 | 90名 |
参加費 | 無料 |
主催 | 株式会社コンセント |
詳細・お申し込み | ※本セミナーはZOOMで配信します。参加者の方々にはお申し込み後、開催までにZOOMへ参加するためのURLをConnpassのメッセージでご連絡いたします。 |
にてご確認をお願いいたします。
[ プログラム(120分) ]
- 5分
- 座談会の概要
- 25分
- 緊急事態宣言前の働き方について
- 25分
- 緊急事態宣言発令以降の働き方について
- 5分
- 〜休憩〜
- 20分
- 緊急事態宣言解除後の働き方について
- 20分
- 緊急事態宣言発令後の生活の変化について
- 20分
- 質疑応答
スピーカープロフィール
酒谷 千春 (SAKAYA Chiharu) 氏
大学職員先天性の視覚障害(ロービジョン)から全盲となり、それをきっかけに、按摩マッサージ指圧師から事務員へ転職。2015年から大学職員となり、障害のある学生への配慮の仕方を検討しながら、学内のWebや教材などのアクセシビリティ向上に向けて、担当者への提案や啓発活動を行っている。現在は、スクリーンリーダを利用してPCやタブレットなどを活用しながら業務に取り組んでいる。
高橋 玲子 (TAKAHASHI Reiko) 氏
玩具メーカー勤務目の前にあるものの形や色がようやくわかるぐらいの視力で生まれ、4歳ごろまでに全盲になる。1993年から玩具メーカーに勤務。トレンドリサーチのための部署や就学前幼児向け玩具の開発部署を経て、現在は、目や耳に障害のある子どもたちも楽しく遊べる一般向けのおもちゃ(「共遊玩具」)の開発促進と普及に取り組んでいる。
中根 雅文 (NAKANE Masafumi) 氏
フィンテック企業勤務1990年代中頃より、研究者として、エンジニアとして、全盲のユーザーとして「情報アクセシビリティー」をテーマに活動。freee株式会社勤務の傍ら、個人事業主としてWeb関連、アクセシビリティー関連に取り組む。
辻 勝利(TSUJI Katsutoshi)
株式会社コンセント アクセシビリティエンジニア

先天性の全盲で仕事や日常生活のあらゆる場面でスクリーンリーダーを介してコンピューターを利用しているエンジニア。2019年2月からコンセントに参画し、インクルーシブデザイングループのリーダーとして自身の経験を元にアクセシビリティを高めるためのコンサルティングや啓発活動を行っている。Webだけにとどまらず、製品やサービスの利用者として、自身を含めた誰もが排除されない社会を実現することが目標。
モデレータープロフィール
佐野 実生(SANO Mio)
株式会社コンセント デザイナー/ディレクター

多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。Webサイトや紙媒体のデザイン・ディレクション・編集・進行管理などを幅広く担当。アクセシビリティやカラーユニバーサルデザインの観点を踏まえたデザインを得意とする。現在は事業マネジメントグループとインクルーシブデザイングループに所属し、社内・クライアント問わず「よりわかりやすく伝える」ためのデザインに取り組んでいる。