開催日:2020.9.29(火)終了しました
オンラインセミナー「デザインが変える、これからの事業、組織、人材」を開催

既存の業界構造を取り巻くエコシステムが変化して先行きが不透明な時代。多くの企業が、顧客、事業ドメイン、業務プロセスなど、従来から「自社のあたりまえ」として認識していた企業姿勢を見直して、新しいことに取り組まざるを得ない状況に遭遇しているのではないでしょうか。
そのような社会背景の下、それらの環境変化を、自社の強みと社会的な意義を一層研ぎ澄ませるための機会と捉えて新しいことに取り組むための行為として「デザイン」に注目が集まっております。
NKC中西金属工業株式会社は創業80年を超えるものづくり企業ですが、近年はものづくりだけでなく、サービスの分野にも進出し、モノ・コトを問わず、世の中の課題を解決していく事業展開を行っています。その、NKC中西金属工業株式会社で戦略デザイン事業開発室の室長を務める長﨑陸さんは、デザインシンキングの活用や外部のデザイナー・クリエイターとの連携を通して、事業の創造と組織の変革に取り組まれています。
また、コンセントでは、事業会社との新しいパートナー関係のつくり方を試すべく、「Design Leadership」という部門を設立しました。NKC中西金属工業様における組織変革の課題に対しても、コンセントのメンバーがデザイン組織KAIMENの一員として支援し、実験的な試みを進めています。
本セミナーでは、日本最大のデザイン会社としていろいろな企業における事業・コミュニケーションの課題解決に伴走してきた株式会社コンセントと、創立80年近い歴史を持つものづくり企業において、社長直属のデザイン組織を立ち上げたNKC中西金属工業株式会社が、これからの企業と組織にとって「デザイン」がどういう意味を持ち、どう活用されるのか? を論点に、そのヒントとケーススタディを紹介します。
【セミナー内容】
第1部「なぜ、いま、ビジネスにデザイン?」
- デザインの重要性が高まっている社会的背景
- デザインの2つの側面「ブランディングのためのデザイン」「イノベーションのためのデザイン」
- デザイン経営を実践するために、何から始めるべきか?
第2部「ものづくり企業における、デザイン活用の実践事例」
- そもそも「事業」をデザインするとは?
- NKC中西金属工業における自社のサービス開発・改善の実践について
- 実践と変革のために何が必要?
【こんな方におすすめ】
- 将来に向けた新しい顧客への提供価値を模索したい
- 自社の事業の今後について、何かしら改善・変革の必要性を感じている
- 新規事業やサービス改善を考えているが、なかなか既存のやり方から変革ができない
【こんなことが学べます】
- 「デザイン」という行為に必要なスキルとは?(顧客に視点立つ、答えのない課題に取り組む、つくりながら試行する、本質を見抜く、等)
- デザインを経営にどう活かすべきか?(事業開発、サービス改善、組織マネジメント)
- トップの理解を得て、現場を巻き込むために必要なこと
[ 開催概要 ]
セミナー名称 | [オンラインセミナー]デザインが変える、これからの事業、組織、人材 |
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日時 | 2020年9月29日(火)18:00〜20:00 |
視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(スマホ、PCどちらでも可、各自で事前のインストール必須) ※動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみ招待URLをお送りいたします。当日のご案内メールが届かない方はお手数ですが下記までご連絡ください。 concent_event@concentinc.jp ※Wi-Fi環境など高速通信が可能な電波のよい所でご視聴ください。ご不明な場合は をご参照ください。 |
定員 | 先着100名 |
参加料 | 1,000円 |
主催 | 株式会社コンセント |
詳細・お申し込み | ※定員となり次第、お申し込みを終了させていただきますのであらかじめご了承ください。 ※同業他社、および個人の方のご参加はお断りさせていただく場合がございます。 |
にてご確認をお願いいたします。
[ プログラム ]
- 18:00
- イントロダクション・講師紹介
- 18:10
- 第1部「なぜ、いま、ビジネスにデザイン?」
- 18:30
- 第2部「ものづくり企業における、デザイン活用の実践事例」
- 19:10
- インタラクションセッション(Q&A、意見交換)
- 20:00
- クローズ
スピーカープロフィール
長﨑陸(NAGASAKI Riku)
NKC中西金属工業株式会社 社長付 戦略デザイン事業開発室 KAIMEN

徳島県出身。京都工芸繊維大学デザイン経営工学専攻博士前期課程修了。
アアルト大学 IDBM/ME310 でデザイン経営/デザイン思考を研究し、GK Kyoto、KYOTO Design Labを経て現職。現在は独自のデザイン思考論「Jumping Fish™」を基にした「アイデアの発見から社会実装までを一貫して行う活動」を実践中。
小橋真哉(KOHASHI Shinya)
株式会社コンセント サービスデザイナー/プロジェクトマネージャー

京都工芸繊維大学デザイン経営工学専攻博士前期課程修了。企業広報ツールの企画・ディレクション、Webサイトの設計・開発を経て、サービスデザイナーに転身。新規事業開発、UX構築等のプロジェクトマネジメントを行う。2020年度からは「Design Leadership」部門の一員として、組織のデザイン経営を実践的に支援している。また、公共の課題をサービスデザインによる共創で解決するための「PUB. LAB.(パブリックラボ)」という研究活動にも取り組んでいる。
佐藤史(SATO Fumito)
株式会社コンセント サービスデザイナー

HCD-Net認定 人間中心設計専門家。印刷会社、広告制作会社を経て2007年株式会社アレフ・ゼロ(現コンセント)入社。入社時はコンテンツディレクターとして、企業の広報媒体(会社案内、事業報告書、広報誌など)の制作ディレクションに携わる。現在は、編集やグラフィックデザインの知見を活かして、サービス提案価値の探索、利用体験のデザイン、共創ワークショップ等を行う。