開催日:2021.3.11(木)終了しました
ビジネスの成長・発展に向けてデザインをどう活かすか〜『Design a Better Business』刊行記念オンラインイベント〜を開催

ビジネスにデザインアプローチを導入してきた実践者たちが、その経験や課題、解決までの道のりを語り合う!
世界14カ国で翻訳されたベストセラー書籍の日本語版 (発行:株式会社ビー・エヌ・エヌ、以下BNN)。本書の刊行を記念したオンラインイベントを、BNN、NEC、コンセントの3社共催にて2021年3月11日(木)に開催します。

不確実性と変化の時代、そこから生まれたチャンスを利用し、よりよいビジネスをデザインするため、「ツールとスキルとマインドセット」を提供することを目的に、31人のデザイン思考の実践者と実践的リーダーの個人的なストーリーや経験が詰め込まれ、ダウンロード可能な21の戦略的ツール、48のケーススタディ等が視覚的な訴求たっぷりに紹介された本書。
「ビジネスにデザインを活用する重要性はわかっているものの、具体的な方法がわからない」
「ビジネスの視点をもちながら、デザインアプローチをどのように実践していけばいいのかわからない」
といった、デザインとビジネス双方の実践者が感じている課題を解決する具体的な方法論が紹介され、断片的にでも取り組んでみることのできる一冊です。
今回開催の日本語版刊行記念イベントでは、本書の監修を担当したNECの安浩子氏と赤堀桃音氏、原書『Design a Better Business』を出版したBusiness Models Inc.のCreative director & Partner でService Design Network(以下、SDN)台湾支部の共同創設者でもあるDiane Shen氏、編集協力を務めたコンセントのシニアサービスデザイナーでSDN日本支部事務局責任者、SDNアジア地域支部統括メンバーでもある赤羽太郎が集い、出版に至るまでのストーリーや、世界で原書がどのようにとらえられているか、ビジネスにデザインアプローチやサービスデザインを取り入れている実践者として経験してきた課題感、その課題に対してどのように解決しようとしてきたか、日本語版出版の価値を感じた本書の魅力などについて語り合います。
【こんな方におすすめ】
- ビジネスとの接続に課題を感じているデザイン実践者
- デザインの重要性を感じているものの、具体的にどう取り組めばよいか課題を感じている方
- 製造業のサービス化やデジタルシフトを担っている方
- 人間中心設計(HCD)に関心がありビジネスとのつなげ方に課題を感じている方
【こんなことが学べます】
- ビジネスとデザインの具体的なつなげ方
- ビジネスにデザインアプローチを取り入れているNECの具体的なケーススタディ
- サービスデザイナーが本書に感じる期待感とその背景
- 本書の実践での活かし方
- 世界での原書のとらえ方とその使われ方
[ 開催概要 ]
イベント名称 | ビジネスの成長・発展に向けてデザインをどう活かすか 〜『Design a Better Business』刊行記念オンラインイベント〜 |
---|---|
日時 | 2021年3月11日(木)18:00〜20:00(17:45〜Zoom入室開始) |
会場 | オンライン |
視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(スマホ、PCどちらでも可、各自で事前のインストール必須) ※Zoom配信URLにつきましては、お申し込みいただいた方へのみ招待URLをお送りいたします。また開催当日までにPeatixページ内の「イベント視聴ページ」にも配信URLを記載予定です。 ※Wi-Fi環境など高速通信が可能な電波のよい所でご視聴ください。 ※Zoomのインストール、使用にあたりご不明な場合は下記ページをご参照ください。 |
定員 | 100名 |
参加費 | 無料 |
共催 | 、 、株式会社コンセント |
協賛 | 、 、 |
協力 | |
お申し込み | よりお願いいたします。 |
[ プログラム(予定) ]
- 17:45
- Zoom入室開始
- 18:00〜18:05
- オープニング
- 18:05〜18:30(25min)
- 出版までの背景ストーリー 安 浩子 Diane Shen
- 18:30〜19:10(40min)
- 本書の読みどころ・使いどころ、質疑応答 赤堀 桃音 安 浩子
- 19:10〜19:25(15min)
- サービスデザイン実践者から見る期待 赤羽 太郎
- 19:25〜19:40(15min)
- 世界での本書の使われ方、SDN台湾支部の取り組み Diane Shen
- 19:40〜19:55(15min)
- 質疑応答
- 19:55〜20:00
-
クロージング ※Diane Shen氏は英語での発表となります。有志メンバーによる通訳を予定しています。
※プログラムは変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
スピーカープロフィール(敬称略)
安 浩子(YASU Hiroko)
NECビジネスデザイン本部 DXD(デジタルエクスペリエンスデザイン)グループ長 および シニアマネージャー

もとの専門性はサービスデザイン、インタラクションデザイン。昨今は、ビジネスデザイン、テクノロジーデザインを越境した活動に従事。
NECに2000年に入社してからサービスデザインの有償コンサルティングに従事し、2015年からは NECの事業開発のチームマネジメントに従事、2020年サービスデザイン組織 DXD(Digital eXperience Design)を立ち上げ。
キャリア事業、金融、自動車、リテール、製造、エネルギー、交通物流、スマートシティ業界など、多岐にわたる領域で活動。デジタル技術とデザイン思考を活用して新たなユーザー体験を創出する事業創造、業務変革に関するデザインコンサル活動を得意とする。
Stanford d.school Design Boot Camp 72th 修了 Forth Innovation Methods ファリシテーター認定、HCD-Net認定 人間中心設計専門家。
赤堀 桃音(AKAHORI Momone)
NECビジネスデザイン本部 DXD(デジタルエクスペリエンスデザイン)サービスデザイナー

NECビジネスデザイン本部所属。入社5年目、最初の2年間は営業を担当、その後、現在のサービスデザイナーに職種転換。約3年間さまざまなプロジェクトに携わり、新規サービス創出に向けてさまざまなユースケースの整理やペルソナの設定、カスタマージャーニーでの整理等のノウハウを蓄積。
また、Stanford d.school Design Boot Campに参加をし、本場のデザイン思考を体験、修得。
さらに、NEC社内でもデザイン思考の浸透をさせるべく、社員向けにNECのデザイン思考を整備しマニュアルのような形にまとめ、全社発信も行う。
Diane Shen
Creative Director | Partner, Business Models Inc. Taiwan / Co-Founder of Service Design Network Taiwan

複雑なイノベーションの課題や曖昧なビジネス問題の解決に豊富な経験をもつ。
クライアントチーム(企業、中小企業、新興企業)と協力して、新規事業のインキュベーション、顧客体験の再設計、文化の変革を行っている。専門知識は、イノベーション・ファネルの設計と展開、顧客のセグメンテーションと発見、サービス設計/カスタマー・エクスペリエンスの設計と実装、検証のための実験としてのアイデアを形にすること(望ましさとビジネスの実行可能性)。
好奇心旺盛な研究者であると同時に、つくり手で、ストーリーテラー。信念は「Doing not Talking」。
サービスデザインネットワーク台湾支部の共同創立者で、ベストセラー本 の寄稿者。
赤羽 太郎(AKABANE Taro)
SDN日本支部事務局責任者/SDNアジア地域支部統括メンバー/株式会社コンセント Design Leadership部門 シニアサービスデザイナー

国際基督教大学教養学部人文科学科卒。
デザインアプローチでの新規サービス事業開発や顧客体験の改善、またそれを生み出す組織やプロセスをつくるデザインコンサルティングに従事。サービスデザインの国際団体Service Design Networkの日本事務局責任者、およびアジア地域の支部統括メンバーを務める。共訳書に『サービスデザイン – ユーザーエクスペリエンスから事業戦略をデザインする』『デザイニング・フォー・サービス』『SF映画で学ぶインターフェースデザイン』、編集協力に『This is Service Design Doing』などがある。
専修大学 非常勤講師。HCD-Net認定人間中心設計専門家。