
人も組織も変化に柔軟であるように
コンセントは創業から50年あまり。
紙やウェブ媒体を通したコミュニケーションのデザイン、利用者の体験のデザイン、企業や団体の活動・事業・仕組みのデザイン。コンセントがデザインすることはさまざまな領域に及び、変化し続けてきています。
デザインは人が行うものですから、一人ひとりの仕事の広がりや可能性の拡張がそれを導いており、連綿と紡がれています。
職種という枠を超え、従来の慣習や今できることにとらわれることなく、自分自身を日々アップデートすることができる。特定の役割や分野に縛られるのではなく、さまざまなことに挑戦し成長し続けることができる。自分がやりたいことや、やるべきと思ったことについて取り組めて、前向きに変化できる。
その土壌があるからこそ、コンセントは人びとが使うツールや社会ニーズの変化に柔軟に対応し、50年間デザインを専業として続けてくることができました。
そして今、変化が激しく1年後の予測さえ難しい時代であるからこそ、どんな環境になったとしてもデザインできるように人間中心で組織のあり方や仕事のしかたを考え、個々が成長するとともにデザインに真摯に向き合えるようにしたい。そう考えています。
私たちがデザインすること
私たちは、問題の発見、より良い解決・可能性の模索を「デザインする」ことの本質として捉え、アウトプットに結実することを重視しています。
したがって、形にすることだけでなく、理解・観察から始まる計画・設計などの過程、クライアントやパートナーとの共創のあり方、利用者がどのように体験しているのかを調査・評価し改善につなげることなどもデザインする対象としています。
「何をデザインするべきなのか・しているのか」と対象を俯瞰することはコンセントの仕事において重要であり、デザインする対象が広いからこそ、一人ひとりが考えることを尊重しあい、多角的な視点から物事を捉え、より良い方法を模索していかなくてはなりません。
さまざまなバックグラウンドや強みを持ったメンバーが互いの専門性や知見を生かし合い共創することで生まれる多様さこそ、私たちが提供するサービスの品質向上に寄与し、可能性を拡大していくことを実感しているので、異なる経験を持った方を常に歓迎します。
ご自身の強みを生かせる働き方やキャリアの積み方、仕事でやりたいことをぜひ教えてください。
コンセントの価値観
私たちが行うデザインは大小を問わず、他者に関与し社会に接合します。
そしてデザインのビジネス化を推し進めることを社会的な存在意義としています。
その主役であり原動力となるのは言うまでもなく一人ひとりの社員です。
機械にAかBかを判定してもらうのではなく、自らの感性と信念によってより良い方法を模索したい。誰かのためになりたい。使いやすいもの、人の心を動かすものを創りたい。たとえ僅かであっても、社会をより良くしたい。
そんなデザインを志すうえでの内発的な動機や欲求を大切に捉え、デザインに真摯に向き合うことがコンセントでは正しい価値観として形成されています。
また、200名超の仲間全員がそれぞれの思いをもって長い時間軸でデザインにコミットできるように、「自分がどうありたく何をしたいか」を根幹として目標を設計し、それが評価の主要部分を占めています。
このようにデザイン人材が本来持つ内発性を最大化するための各種制度や施策・環境を整えており、その仕組みもデザインする対象として日々アップデートしています。
私たちは、目指す姿に共感し、共に未来を創造してくれる仲間を常に求めています。
「自分ができることやゴールに向かって貢献できることを見つけ、主体的に関与できること」「課題を発見するために対象に興味を持ち没頭できる好奇心」「発見した課題に対し考察を重ねアウトプットに結びつけるための根気強さや粘り強さ」など、重視している要件はありますが、何より大切なのは自分を成長させたいと思う意欲であり、行動力です。
ぜひ多くの方との出会い、これからの私たちのデザインを一緒に考えたく思います。