
ユーザーの行動や価値観から
5年先のスマートホームデバイスを描き出す
クライアントの持つ高度な光学技術開発力を背景とした新規事業開発プロジェクトです。コンセントは、事業開発のファシリテーション(進行)とサービス企画立案を行いました。技術シーズからではなく、ユーザー行動や価値観から検討をスタートし、「5年先の」ホームデバイスのコンセプトをコンセプトシートの形で提供しました。
- ドキュメント・スライド
- 事業開発支援
[ プロジェクトのポイント ]
- 今、存在しない5年先の生活者ニーズを特定
- クライアント各部署担当者の暗黙知の収集
- 各種ビジュアライズ(可視化)手法を用いたコンセンサス形成
プロジェクトの背景
既存技術資産を活かした形で、現状の事業ドメインを拡張する新事業領域を提案することが、クライアントから提示された前提条件でした。クライアント内部では、技術シーズを中心に検討をスタートすると、似たような事業案になることが課題として多くあり、その状態を打破するプロセスとアウトプットが求められました。
問題解決までのアプローチ
5年先という時間軸を考慮すると、今の生活者ニーズを特定することは効果的ではないと判断しました。その代わりに各領域の先行情報の収集と、それをテーマとした社内ワークショップを行うことで、技術者・研究者の暗黙知から未来のサービスを組み立てるという手法を取りました。ワークショップを中心に進行しながらも、そこにデザイナーを介在させ、効果的な可視化と、「思考の飛躍」を意図的に発生させることで、クライアントが思い得なかった強度の高いコンセプトを策定することができました。
プロジェクトの体制
サービスデザイナー:2名
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | 非公開 |
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プロジェクト実施期間 | 2012.5〜2012.9 |
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