
リアルでの体験をデジタルに移行。
楽しさと安全性を伝える工場見学動画
亀田製菓株式会社様(以下、亀田製菓)のコーポレートサイトリニューアルの一環として、「亀田の柿の種」工場見学動画を制作しました。“亀田製菓のファン化”につながるよう、実際に工場へ行ったような雰囲気を楽しんでもらえる動画を目指しました。
- ウェブサイト・サービス
- 映像
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- リアルでの体験をデジタルに移行し、お客様との接点を増やす
- オンライン上で工場見学を楽しめる動画体験の設計
- 安全・安心につながる、働く人たちの顔が見えるストーリー展開
プロジェクトの背景
工場見学は、企業のことをお客様に知ってもらう重要な接点です。製造工程やそこで働く社員の姿を公開することで、お客様の安心や信頼につなげていくことができます。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で工場見学を実施することがかないませんでした。
この課題を解決するとともに、今まで工場を訪れることができなかった方々のためにも、動画化しオンライン上で公開することになりました。
問題解決までのアプローチ
動画で工場見学を表現するにあたり、実際に訪れたときと同様の安心感や信頼感を視聴者に持ってもらえることを目指しました。そのため工場で働く社員のみなさんに出演いただき、生産者の顔が見えるストーリー展開にしています。
シナリオライティングでも、実際の工場見学での体験に近づける工夫をしました。ガイドと参加者が対話しながら製造工程を見学するように、社員と公式キャラクター「たねっち&ぴーなっち」の掛け合い形式で進行していきます。キャラクターが参加者の視点で驚いたり納得したりすることで、視聴者が一緒に見学しているような臨場感を持てるようにしています。

シナリオ原稿と絵コンテ。会話のやりとりでストーリーが展開。
クリエイティブのポイント
商品やキャラクター、社員のみなさんへの親しみや愛着を感じてもらう工夫としてアニメーション表現を取り入れました。
オープニングはカクカクとしたコマ撮りのような表現を用いて、柿の種が可愛らしく動き回ります。柿の種からたねっち&ぴーなっちが登場し工場見学がスタート。本編への期待感を高めます。

オープニングアニメーション
製造工程のシーンでは、編集段階でイラストや別撮りした写真をアニメーションとして重ねていきました。アナログ感を残した合成処理がお菓子工場のわくわく感とマッチして、愛らしい表現になっています。一方で、もともとの工場見学の参加者が小学生から取引先のお客様まで幅広い層であったため、ビジネスの場でも活用できるようくだけすぎないトーン&マナーでまとめています。


アニメーション合成イメージ。ほどよい楽しさを演出。
また、今回の動画では視聴者へ“安全・安心”を伝えることもポイントでした。工場の清潔感や食品の新鮮なシズル感を表現するため、撮影から編集まで質感の処理を注意深く行いました。できたてのお餅から立ち上る蒸気、焼き上がりの香ばしく艶やかな質感など、各工程でポイントを押さえ仕上げています。




動画内のシズル感溢れるカット
この動画が掲載されているページでは、イラストや画像でも製造工程を紹介しています。動画に出演いただいた社員のみなさんからのコメントも掲載しており、動画とともに楽しめるコンテンツとなっています。

「亀田の柿の種ができるまで」ページの社員コメント
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | 亀田製菓株式会社 様 |
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URL | |
公開日/発行日 | 2022/06/28 |
[ 関連リンク ]
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