
スモールスタートでスピーディーに
成果の出るレシピコンテンツを構築
キッコーマン株式会社様(以下、キッコーマン)が運営する、レシピや料理のヒントを紹介するオウンドメディア「
」のWebデザイン・サイト設計・実装を担当しました。- ウェブサイト・サービス
- VI・CI
- ブランディング支援
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- コーポレートスローガン「おいしい記憶をつくりたい。」を感じさせるデザインの提案
- キッチンツールに動きをつけた遊び心ある演出
- ユーザビリティと運用性の高いサイト設計
プロジェクトの背景
キッコーマンの公式Webサイトには、多くのファンに長く親しまれている「
」というレシピコンテンツがあり、膨大な量のレシピが掲載されています。しかし、よりアクセスしやすく、キッコーマンのメッセージが伝わるコンテンツとして、語り方や動線設計に改善の余地を感じられていました。既存コンテンツの価値向上やキッコーマンファンの醸成につながる新規コンテンツ立ち上げのご依頼を受け、読み応えのあるレシピコンテンツを発信するオウンドメディア「ホームクッキング通信」を制作しました。問題解決までのアプローチ
本プロジェクトでは、はじめにホームクッキング通信で伝えたい世界観のすり合わせから開始しました。対話の中で、キッコーマンのコーポレートスローガン「おいしい記憶をつくりたい。」を体現するコンテンツにするという方向性が定まり、親ページのホームクッキング本体を含めたロゴデザインの試作を通じてデザインのトーン&マナーをすり合わせました。

また、プロジェクトスタートから1カ月半で最初の記事をリリースするという速度感が求められました。そのため、下記の3ステップによるサイト構築に着手しました。
- 1.トライアルとして1記事を作成。記事の構造、デザインについてすり合わせる
- 2.徐々に記事を増やしながら、各記事間と親ページであるホームクッキングとの動線を構築する
- 3.ホームクッキング通信のトップページを制作し、コンテンツ全体の構築を完了する
ユーザー接点となる記事そのものの作成からスタートし、徐々にコンテンツ全体を整備するという進行をとりました。記事の効果を見ながらコンテンツ全体を設計できたため、効果指標としていたページビュー数は期待以上の数値を獲得し、社内外から商品やレシピに絡めたコンテンツ提案や問い合わせが多く寄せられるようになりました。
クリエイティブのポイント
記事の企画・運用はキッコーマン側で担当されるので、どのようなテーマの記事が入っても違和感がなく、運用負荷のかからない、汎用性の高いデザインを心がけました。記事のテンプレート(大枠)に対して、どんな種類のレシピにも合うキッチン系のアイコンを組み合わせてデザイン展開できるように仕組み化。装飾性の高さよりもシンプルさを意識し、料理そのものが際立つようにしています。


シンプルかつ動きでワクワク感があり、パターンではないが、モチーフのようなつくり。キッチンツールのイラストをgifで動かして遊び心を足した。

親コンテンツである「ホームクッキング」のロゴリニューアルも担当した
お客様の声
すでに存在しているレシピサイト「キッコーマン ホームクッキング」に寄り添いながら、コーポレートスローガンである「おいしい記憶をつくりたい。」の想いをよりストレートに伝えられる新たなオウンドメディア、その必要性を感じて相談をさせていただきました。
「そもそも伝えるべきことは? どういう形で?」というところからディスカッションにおつきあいいただき、それを具現化したデザインをしていただいて大変ありがたく思っています。
また、社内での記事更新を長期にわたって運用しやすいように設計いただけたことも、とても助かっています。
おかげさまで目標PVの達成もさることながら、SNSで「キッコーマンのこのページ良い」「しょうゆに本気の皆様が~」というような投稿が見られるようになり、単にレシピ・商品紹介に留まらない当社からのメッセージを伝えられるメディアを作ることができたと思っています。
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | キッコーマン株式会社 様 |
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URL | |
公開日 | 2019/12/25 |
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