
BtoBユーザーの利用実態に合わせ
22のサイト群統合を支援
製品情報を中心とした従来の22サイトを一つの枠組みに集約し、BtoBビジネスにおけるさまざまなステークホルダーのニーズを満たすWebサイトの構築を行うことをミッションとした、リニューアルプロジェクトです。
- ウェブサイト・サービス
- デジタルマーケティング支援
- デザインガバナンス構築支援
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- 商流上のユーザーの情報取得実態の調査を全国的に実施し、方針策定に活用
- 複数の製品コンテンツの棚卸しを実施し、サイト設計の専門家によって動線を整理
- 複数の担当による同時更新・運用の品質を担保するCMSの設計を担当
- ステークホルダーとの円滑な情報共有、合意形成のため会議体設計、資料作成等でのプロジェクト推進支援
問題解決までのアプローチ
まず、どのような情報が必要とされているのか、ステークホルダーの実態を探るべく全国のユーザーにインタビュー調査を実施しました。複雑な商流の中で、「ユーザーがどのように情報を取得しているのか」「製品選定の際に必要となる情報はなにか」といったことを調査し実態を把握。調査結果をもとに、サイトの集約・統合の方向性を検討し、新しいサイトの設計方針を策定しました。
サイト設計では、調査から得られたユーザーに必要とされる情報とその優先順位を軸に、サイト構造のベースを作成。また、既存の複数のサイト上にある機能やコンテンツの棚卸しを行い、ベースとなるサイト構造に対する過不足を照合し、同一の階層構造の中で製品群が集約されるサイトとして設計しました。
また、さまざまなユーザーが訪問することを前提とし、エンドユーザーへは製品の選定基準となる端的でわかりやすい特長への動線、専門家の方には製品の詳細情報へのダイレクトな動線といったように、サイトの構造や動線を工夫。
大規模なプロジェクトであったため関係者の数も多く、迅速で円滑な情報共有や合意形成が不可欠でした。三菱電機のプロジェクト担当部署様や複数の機能開発ベンダー様との綿密な定例会議の実施、三菱電機の他部署の方々、各サイト運営担当者様やその先の制作担当の方々それぞれに対する説明会開催や資料作成など、プロジェクト推進に対しての支援に注力しました。
さらに、ガバナンス維持のため、CMSへ独自に組み込む機能の外部設計を行い、ページ制作者向けのテンプレートやモジュールなど制作支援ツールを作成しました。各サイト運営部署や制作担当者が更新・運用するための各種ガイドラインの策定や、コンテンツ入稿用のフォーマットの作成など、サイト全体の情報品質のレベルを落とすことなく、アクティブに構築するための支援も行いました。
公開後は検証を踏まえ、マーケティングプラットフォームとしての成果を向上するための支援を実施していく予定です。
プロジェクトの体制
- プロジェクトマネージャー:1名
- ディレクター:1名
- プロデューサー:1名
- インフォメーションアーキテクト:1名
- シニアインフォメーションアーキテクト:1名
- コンテンツディレクター:1名
- アートディレクター:1名
- デザイナー:1名
- テクニカルディレクター:1名
- プログラマー:1名
- フロントエンドテクノロジスト:1名
- マークアップエンジニア:1名
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | 三菱電機株式会社 様 |
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URL | |
公開日/発行日 | 2015. 3. 31 |
[ 関連リンク ]
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