
企業理念を体現する新事業の
ブランドアイデンティティー構築を支援
株式会社ユニマットリック様(以下、ユニマットリック)が立ち上げた新事業「SOCIAL GREEN DESIGN」(以下、SGD)のブランド開発支援を行いました。
コンセントは、新事業のビジョンとプロミスを定義し、ブランドガイドラインの策定を支援するとともに、ウェブサイトとSNSを活用したデジタルコミュニケーションをプランニングしました。
- ウェブサイト・サービス
- ドキュメント・スライド
- VI・CI
- ブランディング支援
- デジタルマーケティング支援
- デザインガバナンス構築支援
- メディア・コンテンツ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- ユニマットリックの企業理念「人にみどりを、まちに彩りを。」を体現する新事業のブランディング
- ワークショップを通して構築したブランドアイデンティティ
- ブランドガイドラインやメディアプランニングに基づき策定したブランドコミュニケーション戦略
プロジェクトの背景
SGDは、造園・エクステリア・園芸業界における「みどり(=生活環境)」と「地域の社会課題」に向き合い、解決していく共創プラットフォームとして設立されました。
設立に伴い、今後の事業展開に先立って、ユニマットリックの小松正幸代表取締役社長を含む新事業コアメンバーと、SGDに賛同した外部有識者の間でブランドの価値に対する認識をそろえることが求められました。そのため、ビジョンやプロミスなどを定義したブランドアイデンティティを早急に構築する必要がありました。
問題解決までのアプローチ
まずは、SGDの存在価値を客観的に俯瞰し共通認識を形成する目的で、3時間×3日間で行うワークショッププログラムを行いました。コアメンバーを2チームに分けて、はじめの2日間でプラットフォームの枠組みを検討するワークショップを行い、それぞれの視点からSGDに期待することや、解決できる課題、ターゲット像についてあらためて検討しました。

ワークショップ風景
さらに、残りの1日でブランド開発に必要な諸要件を定義するワークショップを行い、SGDのブランド価値を定め、各チームに発表してもらいました。ブランドの価値を言語化しながら議論・発表していく過程で、参加メンバー同士の価値観の相互理解を促しつつ、ブランド定義をまとめてビジョンやプロミスを定めることができました。

ワークショップ内で使用した資料。ブランド定義を策定するため、ブランドの優位性・価値を定めるリーンキャンバスを用いて参加メンバーの意見を整理した。
同時に、SGDの共創プラットフォームとしての価値を可視化するためにステークホルダーマップを作成。新事業のステークホルダーとビジネスモデルを可視化することで、ブランド価値に対する理解を深めることを目指しました。

作成したSGDのステークホルダーマップの図
ワークショップで共通認識が醸成されたのち、ブランドコミュニケーションの土台となるブランドガイドラインをコンセントが作成。ガイドラインには、ワークショップで決定したブランド価値とプラットフォームが目指すべきビジョンを明記し、既存のロゴやシンボルマークの使用法、親和性の高いフォントなどを定めました。

SDGのブランドガイドライン
SGDを広くPRしてコミュニティを広げるためには、ブランドサイトのみならず、LPやSNSなどを活用したデジタルコミュニケーションも欠かせません。コンセントでは、SGDを紹介するウェブサイトの構造設計から、SNS施策などの共感型コミュニケーションを利用したデジタルコミュニケーションのプランニングまで担当しました。

コンセントでプランニングしたデジタル施策の全体像
クリエイティブのポイント
プラットフォームビジネスのような「しくみ」「プロセス」の事業開発では、サービスが概念的になるため、関係者間の共通認識にズレが生じることがあります。
そこで、ブランド価値の合意形成をするため、新事業に関わるコアメンバー全員が主体的にブランド価値を議論していく「場」を設定しました。
ワークショップで合意したブランド定義をもとに、ブランド価値をきちんと言語化し、それを可視化するためのブランドアイデンティティ(人格)を整備することで、今後の事業展開とブランド浸透を進める上での土台を構築しました。
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | 株式会社ユニマットリック 様 |
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