
立教での学びを自らの人生に重ねて
美しく想い描ける大学案内
- 広報ツール
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- 毎年関係者や新入生からのヒアリングを実施し、企画編集方針に反映
- 教員や学生の生の声を多く掲載することで深く伝えるコンテンツづくり
- 美しいキャンパス写真を中心にした上品で歴史ある大学のイメージを表現
プロジェクトの背景
コンセントが担当する以前から大学案内にあった、品のあるデザイントーンは残しながら、難関私立大学を目指す受験生に対して、立教大学をどうアピールしていったらよいかを提示してほしい、というのが先方の課題でした。
問題解決までのアプローチ
毎年教職員や新入生へのヒアリングを実施し、その年ごとに課題を洗い出しました。受験生が受験校を検討する際や、受験後に入学先を決定するまでの情報収集の方法や、立教大学の大学案内を受け取ってどのような印象を抱いたかなど、さまざまな角度からヒアリングをしました。その結果をもとに、「読み手」と「発信者」との間に立って次年度の企画やデザインを検討。大学案内の巻頭企画、カリキュラム、学部学科紹介、学生生活、キャリア・就職支援、入試案内など各コンテンツの役割を明確にし、掲載情報を整理しました。
巻頭企画は、ヒアリングから見えた課題に加え、その年に大学が打ち出したい内容を踏まえて制作しました。
例えば2015年版は、テキスト中心の解説にハードルの高さを感じて冊子を読みとばしてしまう学生に向けて、興味喚起に力を入れたビジュアル重視の巻頭を企画。


翌年の2016年版は、他大学と横並びで比較されたときに大学の差異がしっかり伝わるように、立教大学での学びの特徴をコラム的に短くまとめた巻頭を作りました。


また、各学科の紹介ページも毎年構成を検討し直し、改善を重ねました。
2015年版では、カリキュラムや授業の紹介など各学科の基本的な情報とあわせて、学生の学んでいる姿をメイン写真として31学科分全て撮り下ろしました。受験生自らが大学での学びの生活をイメージできるように、教室や小道具などを使ってシチュエーションを作り込み、各学科の特徴が出るよう撮影のディレクションを行ないました。

2017年版では、学科ごとの違いをより際立たせるために、メイン写真を授業風景から各学科で学べる内容のイメージ写真に変更しました。構成内容も、入学後に「身につく力」を端的に3つ紹介したり、在学生の生の声を紹介するなど、受験生の視点でコンテンツを再編集することで、読み手に寄り添った構成を心がけました。

クリエイティブのポイント
立教大学の特徴の1つである美しい建物やキャンパス風景を捉えた写真を表紙や誌面全体で活用することで、上品で歴史ある大学のイメージをビジュアルで表現しました。四季折々のキャンパス風景を捉えるため、建物の特徴や光の入り方、季節ごとの印象の違いを考慮しながら、年間を通して複数回撮影を行っています。また、大学の一番の特徴である「どんなことが学べるのか」を読み手である高校生により深く理解していただくために、教員や学生のインタビューを数多く掲載し、表面的な紹介にとどまらない、質・量ともに厚みのある大学案内を目指しました。

コンセントで制作した表紙デザイン。
大学院案内は2013年(2012年制作)からコンセントが担当しました。
プロジェクトの体制
- プロデューサー:1名
- ディレクター(編集):2名
- アートディレクター:1名
- デザイナー:3名
- ライター:3名(外部パートナー)
- カメラマン:4名(外部パートナー)
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | 立教大学 様 |
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公開日/発行日 |
2013年5月 2014年5月 2015年5月 2016年5月 2017年5月 |
[ 関連リンク ]
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