SmartHR   コンセプトブック『ジンマネ 今日からはじめる人材マネジメント』編集デザイン支援

写真:コンセプトブック「ジンマネ」の表紙。

テーマの本質を読者に届けるための
総合的な編集デザイン支援

クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の開発をはじめ、人事業務支援を中心としたサービスを展開する株式会社SmartHR様(以下、SmartHR)。同社が発行する人材マネジメントのノウハウを資料化したコンセプトブック『ジンマネ 今日からはじめる人材マネジメント』(以下、ジンマネ)の編集アドバイザリー、デザインを担当しました。近年注目度が高まっている「人材マネジメント」というテーマについて、読み手によりわかりやすく伝わる冊子にするために総合的な編集デザイン支援を行っています。

  • 広報ツール
  • メディア・コンテンツ開発
  • クリエイティブ開発

[ プロジェクトのポイント ]

  • 紙媒体の豊富なディレクション経験を生かした編集アドバイス
  • オンラインツールを用いて、ミーティングで画面を共有しながらリアルタイムで議論の結果をデザインに反映
4枚目中1枚目。『ジンマネ』中面見開きの写真。
4枚目中2枚目。『ジンマネ』中面見開きの写真。
4枚目中3枚目。『ジンマネ』中面見開きの写真。
4枚目中4枚目。『ジンマネ』中面見開きの写真。

プロジェクトの背景

SmartHRのコミュニケーションデザイングループでは、これまでウェブ媒体でのコンテンツ編集とライティングの経験をもとに、『ジンマネ』の前身となる冊子の制作を行っていました。今回『ジンマネ』の発行に当たって、冊子構成・デザインのさらなる可能性を模索されていたこともあり、編集面も含めた制作のサポートをコンセントにご依頼いただきました。
そのため本プロジェクトにおいては、アートディレクション、ページデザインに加えて、コンセプトの言語化や冊子全体の構成提案など、編集観点からのアドバイザリーも担当しました。

問題解決までのアプローチ

はじめに、『ジンマネ』のターゲットやコミュニケーションの方向性を両者で整理しながら、冊子に対する認識のすり合わせを行いました。

オンラインボードMiroを活用し、前提となる情報を言語化しながら整理

人材マネジメントに関心のある層に対し、テーマについて理解を促し、かつ前向きな気持ちで挑戦してみようと思えるようなコミュニケーションを目指すことを前提として、「人材マネジメントの初めの一歩」という冊子コンセプトをあらためて言語化した上で、不足していた情報の洗い出しと再収集を行い、それをもとにコンセントからふさわしい章立て、構成を提案。その後、両者でページ配分や掲載要素の調整を行いながら、冊子全体の構成を決め、ページデザインに落とし込んでいきました。

クリエイティブのポイント

ストーリー性をもたせた構成

冒頭では人材マネジメントを取り巻く現状や、トレンドワードを話題として提供。それらの基礎情報を前提に、冊子後半では実例を交えたより実践的な内容を紹介していく流れに。冊子を読み進めることで自然に内容理解が深まる構成にしています。

「ジンマネの基本」「ジンマネの準備」「ジンマネの最前線」の3つの章を、扉とテーマ色で明快に表現。一冊通しての統一感をもたせながら、展開にメリハリをつけた。

対話と具体化のラリーの末に生まれた表紙

媒体の「顔」となる表紙は、アプローチ(切り口)を変えた数パターンを提案。具体的なイメージ案をもとに、「冊子の目的にかなっているか」「表紙を介してどのような印象を抱いてほしいか」などを打ち合わせの中ですり合わせ、その場で調整を重ねながら理想形に落とし込んでいきました。

Miroを活用した試行錯誤。表紙案に対しミーティングで意見を交わし、その場で調整を行うなどしながら、議論を深めた。

「ジンマネ」というタイトルを大きく打ち出し、一歩を踏み出すイラストを絡めた案に決定。疑似エンボス加工を活かすためにシンプルなデザインに。

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 株式会社SmartHR 様
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