
目的にフィットし、ガーデニングの
理解を深めるWebサイトへと改善
サントリーフラワーズ株式会社様(以下、サントリーフラワーズ)のWebサイトのリニューアルを担当しました。ビジュアルやラベリングの再考、適切な動線の設計、マルチデバイス対応、CMSの導入、幅広いガーデニングユーザーに向けたトーン&マナーの策定を実施し、ユーザーと企業双方にとってよりよいサイトへと改善しました。
- ウェブサイト・サービス
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- ユーザーの目的と興味に適した動線を用意し、離脱を防ぐ設計
- 高齢者や初心者にも優しい、多くのユーザーを歓迎するデザイン
- 直帰率、ユーザーあたりのセッション数、平均セッション時間を改善
プロジェクトの背景
コンセントで担当する以前のリニューアルから5年が経過し、その間の商品構成の変動や新規事業立ち上げを経て、現在の事業に即したサイト構成へのリニューアル及びスマホやタブレットからのアクセス増加に伴うマルチデバイスへの対応が求められていました。
加えて、「初見で何のサイト(会社)なのかわからない」「初めてガーデニングに挑戦するユーザーが訪問した際に、サイトのどこを見ればよいのかわからない」「コンテンツはあるが伝え方や動線が最適化できていない」などの課題が見られ、コンテンツの見せ方も改善する必要がありました。
問題解決までのアプローチ
サントリーフラワーズの与件の整理、アクセス解析(Google Analytics)、簡易的なヒアリング(社内外)、エキスパートレビューから主に下記5つの課題点を抽出しました。
- 1.何のサイトかわかりづらい
- 2.目的の情報しか見られていない
- 3.モバイル対応が不十分
- 4.ラベルが迷いやすい
- 5.更新に制限がある
これらの課題点を軸に解決方法を策定し、ユーザーと企業の双方により利益をもたらすサイトを目指しました。
プロジェクト進行にあたっては、春夏商戦に合わせたリニューアルとするため商戦に関わる主要な部分の公開を先に行うなど、段階的な公開スケジュールのプランニングを行いました。また、リニューアル後もアクセス解析などをもとに、定期的にサイトの傾向やリニューアルの成果を評価することで、長期的なサイト改善に向けたPDCAを回しています。
クリエイティブのポイント
目的を達成しすぐに離脱してしまうのではなく、ユーザーの目的と興味に寄り添い、よりガーデニングへの理解を深めてもらえるような動線を各ページに用意しました。ビジュアルやラベルは見直し、飛び先の内容や事業内容がより想起できるものへと改善しています。結果としてリニューアル前と比較し、直帰率、ユーザーあたりのセッション数、平均セッション時間において改善がみられました。
また、コーポレートサイトでありながら幅広いガーデニングユーザーが使用する情報サイトとして、高齢者や初心者にも親しみやすくわかりやすい設計とデザインを行いました。
リニューアル作業と並行し、商戦のランディングページといったキャンペーン施策も併せて実施。リニューアル後のサイトとの連携を考慮しながら新規ページの制作を行い、サイト全体を通した総合的なデザインとユーザビリティの向上施策を行いました。
プロジェクトの体制
- プロデューサー:1名
- プロジェクトマネージャー:1名
- UXアーキテクト:1名
- ディレクター:1名
- アートディレクター:1名
- デザイナー:1名
- システムエンジニア:1名
- マークアップエンジニア:1名
- フロントエンドエンジニア:1名
- アカウントプランナー:1名
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | サントリーフラワーズ株式会社 様 |
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公開日/発行日 | 2017/04/24 |
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