
利用者と主催者に寄り添いながら、
イベントをその年の世界観に刷新
誰でも気軽に参加できるクラシック音楽イベントであることが伝わるよう、その年のテーマに合わせてトーン&マナー策定からページデザインまでを、2005年のイベント立ち上げ当初から2017年までコンセントで担当しました。
- ウェブサイト・サービス
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- その年のテーマをもとにイベントの魅力を引き出すアートディレクション
- 長期に渡って担当することで見えてきた情報過多なサイトの整理
- サイトに初めて訪れるユーザーの目線に合わせた情報設計
プロジェクトの背景
年によって変わるイベントのテーマを、デザインでいかに伝えていくかが、毎年のこのプロジェクトの課題になります。また、2017年の制作時には、毎年回を追うごとに情報量が増えていたWebサイトの情報をどう整理するかも課題として顕在化していました。
問題解決までのアプローチ
長年に渡りWebサイト制作を担当してきた経緯を活かし、サイトの構造設計を行う段階で、「主催者の伝えたいこと」と「ユーザーにとって必要な情報」を起点にコンテンツの集約や削減を実施しました。また、初めてサイトを訪れたユーザーでも目的の情報が取得しやすい様に、ナビゲーションのラベリングや見出しを刷新し、ユーザーの利便性向上を図りました。
結果として、前年70点ほどあったコンテンツを40点ほどに集約し、特にユーザーの興味と主催者の伝えたいことが重なる「イベントの概要」や「聴きどころ・楽しみ方」をコアコンテンツとして定義し、全体の整理を行いました。
クリエイティブのポイント
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンは「クラシック音楽は堅苦しい…」というイメージを払拭すべく、老若男女、誰もが気軽に参加できる音楽イベントです。そんなイベントの雰囲気が伝わるように、毎年設定されるテーマに合わせて、サイト全体のトーン&マナーやビジュアルの設定を行っています。

2014年:
テーマ《10回記念 祝祭の日》

2015年:
テーマ《PASSION パシオン》

2016年:
テーマ《la nature ナチュール ─自然と音楽》
プロジェクトの体制
- プロデューサー:1名
- プロジェクトマネージャー:1名
- ディレクター:2名
- アートディレクター:1名
- デザイナー:2名
- マークアップエンジニア:2名
- バックエンドエンジニア:1名
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | 株式会社東京国際フォーラム 様 |
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URL |
(2016年) (2015年) |
(2017年)
公開日/発行日 | 2017.2.18 |
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